Vol.10 【なぜ勉強するのか】「今でしょ!」に込められた想い
※この記事はVol.9の続きです。
前回、【なぜ勉強するのか】という問いに対して一つの答えを与えた。
今回は、さらにもう一つの視点からこの問いに答えていきたいと思う。
これは、自分が大学生になっていろいろな人とかかわるようになって気づいたこと。
(きっと高校生の世界とは切り離されているから、高校生には見えないのだと思う)
そして、この結論をポジティブにとらえるかネガティブにとらえるかは、人それぞれだ。
これを聞いて気分を悪くする人もいるかもしれない。
ただ、これはひとつの真実として認識してほしい。
【なぜ勉強するのか】
それは、遅かれ早かれ勉強しなきゃいけない時期が来るから
「回答になってない」と思っただろうか。
こうとも言い換えられる。
良い生活を送ろうと思ったら、いつかは勉強しなくてはならない。
たしかに「一生ニートでいいや!」
と、心の底から思っている人は、勉強する意味なんてないかもしれない。
ただ、多くの人はそうではないだろう。
いつかは、みんなと同じくらいの良い生活を送ろうと思っていたり、
大金持ちになりたい!と思っていたりするだろう。
だからこそ、塾のサイトをめぐりにめぐってこのページにたどり着いたのだ。
きっと誰もが勉強する意味を探している。
でもあるとき、
「今よりも上のステージに上がろうと思ったら、勉強しなくてはならない」
ということに気づくのだ。
それは「タイミングの問題」とも言い換えられるかもしれない。
いま勉強していない人は、きっとどこかの会社に就職して仕事を始めたときに、再び勉強する日がくるだろう。
そして、高校生の時に勉強した人は、大人になってから少し勉強しなくても落ち着けるのかもしれない。
だれもが聞いたことがあるだろう、大人のため息混じりの
「勉強しとけばよかった」
という言葉には、
結局大人になっても、(いい生活水準を目指すなら)勉強するのだから、高校生のうちから勉強しておけば早く楽になれていたのにな、という意味が込められているのかもしれない。